起業ブームの影響で個人がベンチャー企業を立ち上げることも多くなりました。
ベンチャー企業ではITを駆使して業務を効率化しつつ、規模が大きくなっていくにつれて適切な組織管理をできるようにするために新しいシステムへの切り替えをしていくことがよくあります。
その際にはエンジニアが必要になりますが、エンジニアを正規雇用するための資金が確保できないことも少なくありません。

フリーランスエンジニアがこの点に着目して活躍できる舞台を手に入れようと考えるケースも多くなっています。
ベンチャー企業のオフィスの立ち上げや事業の展開に応じたシステムの構築、上場を目指す際のインフラの整備といった様々な仕事を得られるからです。

フリーランスエンジニアが地方で活躍したいと思う理由として、地方ではベンチャー企業が豊富だという点も挙げられています。
本社は都心にあっても実務は地方で行われていることも多く、地価が安いのでベンチャー企業が起業する場所として優れています。

エンジニアとしては著しい勢いで成長していく現場をサポートする形でシステムの整備をしていくのがやりがいです。
成長が早い会社では現場の状況も早いスピードで変化していくため、その変化にも柔軟に対応できるシステムを開発する必要があります。
そのスピード感に追いついていけるように仕事をしていくには判断力も必要で、多彩な能力を持っているエンジニアが力を発揮できる機会が多いのです。